• TOP
  • 衛生的に調理するには

衛生的に調理するには

ご家庭では以下のポイントに気をつけることで調理の衛生が保てます。

  • 下準備
    細菌の増殖につながる食品や使用後の調理器具の常温放置は要注意。
    ・調理器具は、食材を使用する毎に熱湯をかけて殺菌しましょう。
    ・包丁やまな板は食材別に用意するのも一つの方法です。
  • 調理
    過熱が必要な食品は、十分に熱を通すのが安心の基本です。
    ・調理途中の食品の常温での放置はやめましょう。
    ・再び調理をする場合は殺菌の付着や増殖の可能性があるので十分な過熱が必要です。
  • 食事
    食卓でのおいしい笑顔は清潔さを心がけることから。
    ・清潔な手で、清潔な調理器具を使い、清潔な食器に盛り付けをしましょう。
    ・調理前後の食品は、常温で長く放置しないようにしましょう。
  • 後片付け
    ごちそうさまの後にも大切なポイントがあります。
    ・残った食品を扱う前にも十分に手を洗いましょう。
    ・温め直すときは十分に加熱しましょう。
ちなみに食肉業者には厳しい取り決めがあります!!

食肉販売店等では食肉加工についてとても厳しく基準が定められています。

つけない
加工室に細菌を持ち込まない
● 清潔な作業服を着て、良く洗浄殺菌した作業靴を履き、手を洗浄殺菌して入室。
● 台車等を洗浄殺菌しておく。
● 害虫、動物を進入させない。
ふやさない
加工室から細菌を発生させない
● 毛髪がはみ出ないよう帽子をかぶり、マスク、ビニール手袋を着用する。
● 加工室の床・壁・作業台と機械・器具は洗浄殺菌して使用する。
● 加工室の温度を15℃以下に温度管理する。
● 1つの肉塊を加工する時間は20分以内とし、速やかに冷蔵保管する。
やっつける
加工室内から異物・細菌を排除する
● 加工に必要な肉塊、器具以外は置かない。
● 1つの肉塊の作業ごとに、ナイフ(包丁)を83℃以上の熱湯で洗浄消毒する。
● 1つの肉塊の作業ごとに、作業台・まな板の洗浄消毒を行う(肉汁・肉片の除去後、洗浄し、殺菌する)。
● 包装資材(肉塊のパック資材)、段ボール、カット後のくず肉は片付ける。

食中毒の予防3原則は菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」を守ることが大切です。清潔な食卓を心がけましょう。

このページのTOPへ